黒魔道士のMP事情

 自身のMPと引き換えに敵にダメージを与える黒魔導士ですが、十分な火力を出すためには、MPを回復する必要が出てきます。自前で行える行動としては、アスピル・コンバート・机上演習・ミルキル・スターライト(ムーンライト)が該当します。また、MPを減らさない方法として、AF胴によってMP還元を受ける方法があります。おそらく、最もMPのやりくりに恵まれているのが、

 サポ赤、両手棍、AF胴

でしょう。しかし、十分な支援等を得てMPのやりくりに余裕がある場合、これを変更することで火力を上げることができます。

 サポ学、片手棍、アグゥ胴等


・サポ学

 PTに学者がいない場合に変更すべき部分です。ファストキャストを失いますので、ジョブマスター(エレメントセレリティ30+ギフト8)の場合で、装備で42のファストキャストが必要となります。しかし、ファストキャスト80を達成できれば、グリモアによる詠唱時間短縮を乗算し、サポ赤より速く詠唱できるようになり、強力な3連マジックバーストができるようにもなります。また、マスターレベル30以上で、気炎万丈の章(ダメージ1.2倍)が使用できます。ケアルIV(マスターレベル30以上で使用可能)とコンバートとファランクスとバ系と各種弱体も失います。

 黒のグリモアにより、MP消費は10%軽減されますが、机上演習は、コンバートほど使いやすくはありません。

 陣は、レベル99であれば全ての属性が使えますが、本職の学者と違い、強天候にはならないので、天候によるダメージアップが25%ではなく、10%であることには注意を要します。また、後から詠唱した陣Iが、もともとの陣IIを上書きできてしまうことにも注意を要します。INTも若干上がります。火力とは無関係ですが、白の補遺を使用することで、各種ナ系やリレイズが使えるようになります。

 使用する状況としては、支援に恵まれておらず、デスやMB(マジックバースト)でない精霊を使用する場合(ダイバージェンス等)が考えられます。マスターレベル30以上であれば、気炎万丈の章による火力アップものぞめます。


・片手棍

 現状、最大火力を出せる両手棍は、ラシA+エンキストラップだと思いますが、これをブンジロッド+アムラピシールドに変更し、防具も最適化することで、ミルキルが使えなくなることと引き換えに火力が上がります。サポ忍でブンジロッド+マクセンチアスにするともっと火力が上がりますが、さすがに失うものが多いので、使える状況は限定されると思います。火力アップの程度は、対象となる敵や魔法によって一概には言えませんが、一例として、タンジャナ小島での高位精霊に関して言えば、約10%の火力上昇が見込めます。

 使用する状況としては、MBのみ行っていれば良い時となりますので、黒魔導士を必要とするほとんどのコンテンツが該当すると思います。スターライトやムーンライトは頼りないので、MPが吸える敵であれば、アスピルで補助すると、MBを失敗しても安心です。


・胴変更

 火力を求めるときの最終手段です。MPをやりくりするにあたって最も有用な、AF胴によるMP還元を失います。火力アップの程度は、対象となる敵や魔法によって一概には言えませんが、一例として、タンジャナ小島での高位精霊に関して言えば、さらに約10%の火力上昇が見込めます。

 使用する状況としては、ふんだんな支援のもとに、短時間で最大火力を要求される場合(Ongo Veng+20等)となりますが、消費MPの少ない低位精霊に関しては、日常的に使用しても良いかもしれません。

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